11月と言えば、上海蟹が旬である。
私は蟹好きであるが、
上海蟹は食べたことはない。
11/4に上海に行ったら、絶対に上海蟹を食べる
と決めていた。
しかし、一人で入れるレストランがあるだろうか?
ネットで調べる限り、一人で上海蟹を食べたという情報が
見つからない。
上海蟹が食べられるお店は、以下の店があることがわかった。
瑞福園酒家(庶民的)
王宝和酒家(高級店)
成隆行蟹王府(高級店)
新光酒家(高級店)
上海姥姥(庶民的)
高級店は、外国人が多いだろうから、
一人で入るのは気が引ける。
庶民的な店は、中国人しかいなく、安い。(もちろん、中国語しか通じない)
宿泊した新城饭店から歩いて1分もしないところに、
上海姥姥がある。安くておいしいと評判の店だ。
上海姥姥で食べようと計画した。
上海姥姥、この状態で営業していた。
外から店の状態が見える。
21時くらいであったが、満員。席が空いているようにみえず、
一人で入れるような雰囲気でなかった。
(これは一人では無理だ。誰かいっしょに店に入ってくれる人いないかなあ)
(誰か暇そうにしている子いないなかあ)
僕は、普段、ナンパするタイプの人間ではないが、
上海には1泊しかしないので、
上海蟹が食べられるチャンスは、今しかない。
(なんていえばいいのかなあ)
你跟我一起去吃大閘蟹,好码?(いっしょに上海蟹を食べにいきませんか)
でいけるだろうか。
いきなりはダメだろう。
事情を説明せんと。。。。
(中国語で言うのも難しいなあ)
歩いて1分もしないところに、外難があるので、
行ってみた。
人はいっぱいいた。みんな川沿いに歩いている。
(暇そうにしている人いないなあ)
僕も、行ったり来たりしてみたが、
これなら声かけられるという人が見つけられず、
人が多い外難はあきらめて、
街中を探すことにした。
バス停に、いい感じの人が何人かいたが、
(月曜日の21時だし、家に帰るのだろうなあ)
と、なかなか勇気が出ない。
とにかく、街中を歩いた。
(おや、蟹の写真が。。。)
「吉祥混饨」という小さなお店の入り口に
蟹の写真が貼ってあった。
見た目は、小僧寿しみたいな店だが、
店内にテーブルが6つほどあり、
一人客が4人ほど座っている。
店の中に入り、
この蟹の写真は、大閘蟹(上海蟹)か?
と、聞いてみた。
店長らしいおばちゃんが、店の奥から出てきて、
やさしい印象的な笑顔で
首を横に振りながら、明日きてくれという。
(大閘蟹(上海蟹)でなければ、明日も何もないんだけど)
もういちど、大閘蟹(上海蟹)か?
と聞いてみたら、
首を横に振りながら、
やさしい印象的な笑顔で明日の10時に来てくれ
という。
どうやら、
売れ切れで、明日の10時なら、あるということのようだ。
明日は12時発の飛行機で、
名古屋に帰るので、
10時はきつい。
しかも、明日の朝は、人民公園近くで、
小籠包を食べる予定だ。
再来(またくる)
と言って店を出た。
(探せば、一人でも食える店があるかもしれない)
一人でも食べれる店を探すことにした。
メニュー
台北の旅<台北见> All Rights Reserved.